アダルトは個々の個性ができあがっていることが多いので、

初心者は飼育者色に染めやすい

「餌食いの良い(←重要)ベビー」
の飼育をおすすめする。

 

ヤモリとしては大型の部類だが、器はプラケの特大〜ジャンボでも問題ない

(幼体やクレス、ガーゴの単独飼育なら大でも可)。

とにかく大きいプラケで充分飼育可能である。

その大きさを小さいか大きいかを判断するのはあなた次第。

それ以上の大きさでレイアウトに凝っても良し、

簡素なメンテナンスに重点を置いたセッティングでも問題ない。

ただし、尾が折れ曲がる症状を防ぐため、

極力垂直な方向に体勢を長時間保持しない環境を作ることが望ましい。

特にベビーを床材だけのようなベアタンク方式で飼育するとなりやすい(壁にしか貼り付けないため)、

拙宅では枝や、コルクバーク、小さいサイズのプラケのフタを立て掛けている。

また、冷たく濡れた床材に長時間いることが多いガーゴイルなどは

糞詰まり(腸が動かなくなるのか?)を起こす可能性があるので、

冷えには注意、その点でも壁以外の床材からの避難場所を作っておくと良い。

 

床材は何でも言いのだけれど保湿、消臭の面また産卵

(オオカンミカドヤモリやツノミカドヤモリはウミガメのように穴を掘って産卵します。)のことを考えると

新聞紙やキッチンペーパーよりもヤシガラがおすすめ、

放虫で給餌した場合の誤飲が不安という方は極力細かい目のものを。

大抵糞と一緒に出てくるが、用心に越したことはない。

 

ミカドヤモリの適温・適湿・適光は人間の適温・適湿・適光と考えてまず間違いない。

バスキングライトなど、いかにも「爬虫類です」的な用具はいらない、

代わりにエアコン、除湿器、加湿器など人が快適に過ごせるアイテムがあった方がよい。

紫外線とビタミンD3に関しては断言を避ける。

拙宅では紫外線なしのビタミンD3入りのカルシウムパウダーを使用している。

紫外線は当てていないが窓からの日光は入ってくる。

ただガラス越し、プラケ越しの日光が役に立つという報告は聞かない。

また、強い紫外線だと火傷するという報告もある。

ツギオは暗闇を好み極力シェルターに隠れたがる。

この辺りは飼育者の環境、スタイルに合わせて欲しい。

 

複数のミカドヤモリがもぞもぞしている姿はフォトジェニックで愛らしいが、

極力単独飼育が望ましい

一部の雌なら異種間での同居も可能だが、

吐き戻した個体の判別や病気の感染を極力防ぐなどといった管理を考えると単独飼育が望ましい。

ミカドヤモリは他の爬虫類のように繁殖期らしい繁殖期が存在しない。

その代わり「別居」が交尾の引き金になるので

繁殖という面から考えても単独飼育が望ましい。

↓重要

ツノミカドヤモリとツギオミカドヤモリは特に爬虫類食の傾向が強い

同属同性でもやらかす場合がある。

同居は不可と考えた方が良い。